コース構造と特徴
スタート地点は2コーナーを曲がりきった向こう正面の入り口付近です。
京都芝1800m(外回り)は、3コーナーにかけてじわじわと上り、3角の頂点から4コーナーにかけて一気に下るプロファイルです。
向こう正面から3コーナーまでの距離が長く、序盤のペースは落ち着きやすい傾向にあります。
4コーナーの下り坂で加速し、そのまま約404mある平坦な直線での末脚勝負へ繋げます。
淀の長い下り坂をスムーズに下り、直線でトップスピードを維持できるかが鍵です。
ラップ傾向
ラップ傾向は後傾(スロー→瞬発)が基本です。
少頭数で行われることが多く、道中はスローペースで進むケースが大半を占めます。
4コーナーの下り坂からラップが上がり、残り3ハロン〜4ハロンの速い上がり勝負になります。
究極の上がり3ハロンの速さが求められ、前が止まらない展開も珍しくありません。
タイム水準
- 良馬場の勝ち時計レンジ:1分47秒台前半〜1分48秒台後半
- 上がり最速の目安:33秒台前半〜34秒台前半
- 要求能力:スローからの瞬発力+下り坂の加速適性+平坦直線の末脚持続力
少頭数の場合はさらに時計が遅くなることもありますが、基本的には速い上がりに対応できる瞬発力が必要です。
枠順傾向
少頭数になりやすいため、枠順による有利不利はほとんどありません。
ただし、1枠や2枠の馬が経済コースを通って先行し、そのまま押し切る場面が目立ちます。
外枠は3〜4コーナーで外に振られるリスクがありますが、直線が長いため力があれば挽回可能です。
全体としては、立ち回りの利く内〜中枠の成績が安定しています。
脚質
先行>差し>追込が基本です。
スローペースになりやすいため、先行して速い上がりを使える馬が圧倒的に優位です。
差し馬は4コーナーで好位まで射程圏に入れる機動力が必要です。
直線だけの追込一辺倒では、前の馬が止まらず届かないケースが多くなります。
騎手
過去10年で複勝圏に入った主な騎手の勝率と複勝率
- C.ルメール:勝率 50.0% / 複勝率 75.0%
- 川田将雅:勝率 20.0% / 複勝率 60.0%
- 武豊:勝率 11.1% / 複勝率 44.4%
- デムーロ:勝率 25.0% / 複勝率 37.5%
- 松山弘平:勝率 16.7% / 複勝率 33.3%
スローペースを読み、3〜4コーナーからスムーズに加速させる技術を持つ騎手が好走の傾向にあります。
前走のレース(レース名/距離/競馬場×距離)
朝日杯FS(芝1600m・阪神)、ホープフルS(芝2000m・中山)、エリカ賞(芝2000m・阪神)、京都2歳S(芝2000m・京都)、新馬・未勝利(芝1800m〜2000m)が王道です。
前走で芝1800m〜2000mの距離を経験し、速い上がりを使って勝利している馬が好結果を残しています。
1600m組は距離延長への対応が鍵となりますが、格上の実績馬であれば十分通用します。
人気別の傾向
過去10年の人気別勝率と複勝率
- 1番人気:勝率 30.0% / 複勝率 70.0%
- 2番人気:勝率 30.0% / 複勝率 70.0%
- 3番人気:勝率 10.0% / 複勝率 50.0%
- 4番人気:勝率 10.0% / 複勝率 40.0%
- 5番人気:勝率 10.0% / 複勝率 30.0%
- 6~9番人気:勝率 10.0% / 複勝率 20.0%
- 11番人気以下:勝率 0.0% / 複勝率 0.0%
血統(父/母父/父×母父)
過去10年で複勝圏に入った主な血統の勝率と複勝率
- ディープインパクト:勝率 22.2% / 複勝率 44.4%
- ハーツクライ:勝率 12.5% / 複勝率 37.5%
- 父サンデー系×母父ミスプロ系:勝率 18.2% / 複勝率 45.5%
- 母父Storm Cat:勝率 25.0% / 複勝率 50.0%
- キングカメハメハ系:勝率 10.0% / 複勝率 30.0%
京都の外回りらしく、ディープインパクト系を中心とした瞬発力に長けたサンデーサイレンス系が王道です。
母系には欧州のスタミナよりも、米国のスピードやミスプロ系の軽快さを内包する馬が好走の傾向にあります。
調教師
過去10年で複勝圏に入った主な調教師の勝率と複勝率
- 池江泰寿:勝率 14.3% / 複勝率 42.9%
- 友道康夫:勝率 16.7% / 複勝率 33.3%
- 中内田充正:勝率 25.0% / 複勝率 50.0%
- 斉藤崇史:勝率 50.0% / 複勝率 50.0%
- 矢作芳人:勝率 0.0% / 複勝率 40.0%
馬主
過去10年で複勝圏に入った主な馬主の勝率と複勝率
- サンデーレーシング:勝率 22.2% / 複勝率 55.6%
- シルクレーシング:勝率 20.0% / 複勝率 40.0%
- 金子真人ホールディングス:勝率 16.7% / 複勝率 33.3%
- 社台レースホース:勝率 12.5% / 複勝率 37.5%
調教師×馬主
過去10年で複勝圏に入った主な調教師×馬主の勝率と複勝率
- 中内田充正×シルクレーシング:勝率 50.0% / 複勝率 50.0%
- 池江泰寿×サンデーレーシング:勝率 20.0% / 複勝率 40.0%
- 斉藤崇史×キャロットファーム:勝率 50.0% / 複勝率 50.0%
生産牧場
過去10年で複勝圏に入った主な生産牧場の勝率と複勝率
- ノーザンファーム:勝率 15.6% / 複勝率 43.8%
- 社台ファーム:勝率 11.1% / 複勝率 33.3%
- 白老ファーム:勝率 20.0% / 複勝率 40.0%
- 三嶋牧場:勝率 33.3% / 複勝率 33.3%
まとめ
- 枠:少頭数なら不問も、ロスなく回れる内〜中枠が安定
- ラップ:後傾のスローペースからの上がり勝負
- 脚質:先行馬が圧倒的に有利。差し馬は早めの進出が必須
- 血統:ディープインパクト系を筆頭に瞬発力のあるサンデー系が王道
- ローテ:芝1800m以上の新馬・未勝利勝ちや重賞実績馬を重視
- 騎手:C.ルメール、川田将雅、武豊の京都外回りでの仕掛けが要点
