フェアリーステークス(G3)のレース傾向【2026年版データ】

フェアリーステークス(G3)のレース傾向【2026年版データ】

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目次

コース構造と特徴

スタート地点は向こう正面のポケットで、最初のコーナーまでおよそ400m以上の距離があります。

序盤は緩みやすい一方で、向こう正面後半から3コーナーにかけてペースが上がりやすいレイアウトです。

中山芝1600m(外回り)は2コーナー奥からスタートし、なだらかなコーナーを通って3〜4コーナーの下り坂から直線へ向かいます。

直線は約310mと長くはなく、ゴール前には高低差約2.4mの急坂があります。

持続的なラップを踏みつつ、坂でもう一脚を使えるスタミナとパワーが重要な舞台です。

フェアリーステークスは年明け開催で芝の生育が進んでおらず、時計が掛かりやすいコンディションになりやすい点も特徴です。

ラップ傾向

ラップ傾向は前傾(速→持続)が基本です。

過去10年の平均ラップを見ると、前半4Fがおよそ46秒台後半〜47秒0前後、後半4Fが47秒台前半〜後半で、やや前半が速い持続戦になりやすい傾向です。

3歳牝馬同士のレースで隊列が決まり切らず、向こう正面から一気にペースが上がる年も多く見られます。

道中で脚を溜めつつ3〜4コーナーでじわっと進出し、直線入口ではすでに前を射程圏に入れている形が王道です。

極端なスローペースからの瞬発戦になるケースは少なく、平均〜やや速めの流れからのロングスパート戦を想定したいレースです。

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タイム水準

  • 良馬場の勝ち時計レンジ:1分33秒台後半〜1分35秒台前半
  • 稍重〜重馬場の勝ち時計:1分35秒台後半〜1分37秒台前半
  • 上がり最速の目安:34秒前半〜35秒台前半
  • 要求能力:タフな馬場への適性+持続的に脚を使えるスタミナ+坂で止まらないパワー

超高速決着になる年は少なく、年明けらしい力の要る馬場での決着が目立ちます。

時計が掛かる年ほど、瞬発力一辺倒のタイプよりも中山芝1800m〜2000mでもパフォーマンスを落とさない持久力型の好走が目立ちます。

枠順傾向

過去10年のフェアリーステークスでは、内〜中枠がやや優勢です。

1〜4枠は先行・差しともに複勝率が安定しており、ロスなく立ち回れるアドバンテージが数字にも表れています。

5〜6枠は枠としての大きな有利不利は少なく、ポジション取り次第で十分に勝ち負けが可能です。

7〜8枠は外々を回されやすく、特に先行馬には厳しい傾向がありますが、差し・追い込みでペースが流れた年に一気に浮上してくるケースもあります。

総じて内〜中枠で先行〜中団の立ち回りがしやすい馬が好成績を残しています。

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脚質

差し>先行>追込が基本です。

過去10年の脚質別成績では、中団から差す形の馬がもっとも勝ち星・馬券内回数ともに多く、好走の中心です。

先行勢も安定して馬券に絡んでおり、ペースが落ち着いた年や内枠を引いた年は押し切りも十分にあります。

一方、後方一気の追込は直線の長さと坂を考えると届き切らないケースが多く、展開の助けや馬場バイアスが強く向いた年に限定されがちです。

理想はスタートで中団前目を確保し、3〜4コーナーで徐々に進出して直線入口では先行勢に並びかける差し・先行タイプとなります。

騎手

過去10年で複勝圏に入った主な騎手の傾向

  • 戸崎圭太:勝率20%前後・複勝率40%前後 中団〜好位でロスなく運び、直線でスムーズに進路を確保する騎乗で安定しています
  • 田辺裕信:勝率10〜20%・複勝率30〜40% ペース判断に優れ、マイル戦での差し・先行どちらもそつなくこなすタイプです
  • C.ルメール:勝率20%前後・複勝率50%前後 スタートからポジション取り、直線での仕掛けのタイミングまでスムーズで、人気馬の期待に応えるケースが多いです
  • 横山武史:勝率10%前後・複勝率30%前後 道中でリズム良く運び、コーナーで加速しながら坂上まで脚を残す騎乗で中山マイルと相性が良いです
  • 三浦皇成:勝率一桁台〜10%前後・複勝率30%前後 好位〜中団で折り合いを付けつつ、早めに動いて押し切る形での好走が目立ちます

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前走のレース(レース名/距離/競馬場×距離)

過去10年のフェアリーステークスで馬券に絡んだ馬の前走ローテーションは、以下のレースが中心です。

阪神ジュベナイルフィリーズ(芝1600m・阪神)が王道です。
G1からの距離・条件据え置きで、上位進出馬はここでも能力上位として信頼度が高いです。

赤松賞(芝1600m・東京)組は直線の長い東京で末脚を見せた馬が中山に替わっても対応しており、特に上位入線馬の好走が目立ちます。

ひいらぎ賞(芝1600m・中山)組は同舞台での実績がそのまま生きやすく、コース適性の裏付けが取れるローテーションです。

そのほか、新馬戦/未勝利戦(芝1600m・中山/東京)からの臨戦で、キャリア1〜2戦でも素質の高さで通用しているケースも多く、「距離・芝質が近いマイル戦からの臨戦」が王道です。

人気別の傾向

人気別の傾向

  • 1番人気:勝率0%・複勝率20%
  • 2番人気:勝率20%・複勝率20%
  • 3番人気:勝率40%・複勝率40%
  • 4番人気:勝率0%・複勝率30%
  • 5番人気:勝率20%・複勝率40%
  • 6〜9番人気:勝率0%・複勝率30%
  • 11番人気以下:勝率2%前後・複勝率2%前後

波乱含みの3歳牝馬戦らしく、中穴〜人気薄の台頭も目立ちます。

1番人気の信頼度は高くなく、3番人気や5番人気の好走が多い点がフェアリーステークスの特徴です。

中穴どころの台頭も多く、人気だけで取捨を決めてしまうと取りこぼしが出やすいレースと言えます。

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血統(父/母父/父×母父)

過去10年で複勝圏に入った主な血統の傾向

  • 父:ディープインパクト、ハーツクライ、ハービンジャー、オルフェーヴル、ダイワメジャーなど、マイル〜中距離で実績のあるサンデーサイレンス系・欧州型スタミナ血統が中心です
  • 母父:クロフネ、キングカメハメハ、フレンチデピュティ、Storm Cat系など、パワーとスピードを補うミスプロ系・ダート型・ノーザンダンサー系が目立ちます
  • 父×母父:サンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系、欧州型スタミナ血統×ミスプロ系の配合が王道です。
    ディープインパクト×米国ノーザンダンサー系、日本型スタミナ血統×キングカメハメハ系など、切れに加えてパワーと持久力を補完する配合が好成績を残しています

冬場の中山芝は力が要り、加速一発の瞬発力型よりも、坂でもう一脚を使えるスタミナ型マイラーや中距離寄りの血統が好走する傾向があります。

調教師

過去10年で複勝圏に入った主な調教師の傾向

  • 木村哲也:勝率・複勝率ともに高い水準で、中山マイル向きのディープインパクト産駒や素質型牝馬で結果を残しています
  • 国枝栄:マイル〜中距離牝馬の育成に長けており、東京マイルからのローテーションで好走例が多いです
  • 手塚貴久:中山芝コースでの好走例が多く、折り合いと持続力を重視した仕上げでフェアリーステークスでも存在感があります
  • 相沢郁:スタミナとパワーを備えたタイプを使い分け、タフな馬場になった年に馬券に絡むケースが目立ちます
  • 菊沢隆徳:中団差しで脚を溜めるタイプを巧く仕上げ、配当妙味のあるゾーンで好走させることが多いです

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馬主

過去10年で複勝圏に入った主な馬主の傾向

  • サンデーレーシング:ディープインパクトやハーツクライなど良血マイラーを投入し、安定して上位争いに加わっています
  • シルクレーシング:瞬発力と持続力を兼ね備えた牝馬を送り込み、人気・伏兵問わず馬券に絡むケースが多いです
  • キャロットファーム:中距離寄りの配合を持つ牝馬でタフな流れに対応し、堅実に好走している傾向があります
  • G1レーシング:阪神ジュベナイルフィリーズや東京マイル重賞からのローテーションで、素質馬の好走が目立ちます
  • ビッグレッドファーム系馬主:中山芝での経験値が高い牝馬を送り込み、馬場がタフになった年に浮上するパターンがあります

調教師×馬主

過去10年で複勝圏に入った主な調教師×馬主の傾向

  • 木村哲也×シルクレーシング:ディープインパクトやハービンジャー産駒の素質型牝馬で結果を出しているコンビです
  • 国枝栄×サンデーレーシング:東京マイルで素質を見せた牝馬をそのまま中山へ送り込み、能力通りの走りをさせるパターンが目立ちます
  • 手塚貴久×キャロットファーム:中山芝向きのパワーと持続力を備えたタイプで堅実に好走しています
  • 相沢郁×ビッグレッドファーム系:タフな流れと冬場の馬場を苦にしないスタミナ型牝馬で配当妙味のある走りを見せる組み合わせです

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生産牧場

過去10年で複勝圏に入った主な生産牧場の傾向

  • ノーザンファーム:ディープインパクトやハービンジャーなど良血牝馬を数多く送り出し、勝ち馬・好走馬ともに最多クラスです
  • 社台ファーム:パワーとスタミナを兼ね備えた配合の牝馬で、時計の掛かる年に強さを見せています
  • 追分ファーム:中距離寄りの底力を伝える配合で、ロングスパート戦になった年に馬券に絡むパターンがあります
  • ビッグレッドファーム:中山芝での適性が高い先行・差しタイプの牝馬を送り出し、人気薄での激走も目立ちます
  • 岡田スタッド:パワー型の血統でタフな馬場に強く、冬場の中山でじわじわと脚を使えるタイプが好成績です

まとめ

  • 枠:内〜中枠がやや優勢で、1〜4枠は複勝率が高め。外枠は展開と隊列次第で差し・追込ならチャンスがあります
  • ラップ:前傾でロングスパート気味の持続戦になりやすく、タフな流れへの対応力が重要です
  • 脚質:中団差しが軸で、先行も安定。追込一手は展開待ちの色合いが強いレースです
  • 血統:ディープインパクト、ハーツクライ、ハービンジャー、オルフェーヴルなど、中距離型サンデー系や欧州スタミナ血統が王道です
  • ローテ:阪神ジュベナイルフィリーズ、赤松賞、ひいらぎ賞、マイルの新馬・未勝利戦からの臨戦を重視したいレースです
  • 騎手:戸崎圭太、田辺裕信、C.ルメール、横山武史、三浦皇成など、中山芝1600mで実績のある騎手の騎乗馬はプラス評価が必要です

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