小倉ジャンプステークス(G3)のレース傾向【2026年版データ】

小倉ジャンプステークス(G3)のレース傾向【2026年版データ】
目次

コース構造と特徴

スタート地点はホームストレッチの入り口付近に位置しており、コースを約2周半する構成です。

小倉競馬場の障害コースは全編を通して高低差が少なく、非常に平坦でスピードが出やすいプロファイルです。

3390mの距離では合計で12回の飛越が行われますが、生垣障害のみで構成されており、大障害のような特殊な難所はありません。

襷コース(たすきコース)を使用せず、周回コースのみを走るため、コーナーリングの器用さと飛越後の加速力が問われます。

最終障害からゴールまでの直線は約290mあり、障害競走としては脚力を最後まで維持できるかが鍵です。

ラップ傾向

ラップ傾向は前傾(速→持続)が基本です。

スピードの出やすい平坦小回りコースのため、序盤から淀みないペースで流れることが多くなります。

好位で飛越を安定させつつ、中盤から早めに仕掛けて押し切る形が王道です。

飛越ミスが命取りになる高速決着になりやすく、息を入れるタイミングが少ないタフな展開が目立ちます。

タイム水準

  • 良馬場の勝ち時計レンジ:3分40秒台後半〜3分44秒台前半
  • 上がり最速の目安:12秒台後半〜13秒台前半(ラスト1ハロン)
  • 要求能力:高速飛越技術+平坦小回りの機動力+スピード持続力

夏の小倉開催で行われることが多く、野芝の速い馬場状態では記録的な高速タイムが出る傾向にあります。
バテて止まる馬が少ないため、後方から追い上げるには相当な走破時計が要求されます。

枠順傾向

中〜外枠が好走の傾向にあります。

障害レースのため枠順の差は平地ほど極端ではありませんが、多頭数では内枠で飛越の視野を妨げられるリスクがあります。

4枠〜7枠付近がスムーズな位置取りをしやすく、好結果に繋がりやすいです。

外枠の馬は距離ロスを抑えるために、いかに早い段階で内側の好位へ潜り込めるかがポイントになります。

脚質

先行>逃げ>差しが基本です。

圧倒的に前残りの傾向が強く、4コーナーを3番手以内で通過した馬の勝率が非常に高いです。

小回りで直線もそれほど長くないため、後方待機の馬には厳しい展開になります。

飛越のたびに離される追込馬が届くケースは極めて稀です。

騎手

過去10年で複勝圏に入った主な騎手の勝率と複勝率

  • 石神深一:勝率 33.3% / 複勝率 66.7%
  • 五十嵐雄祐:勝率 22.2% / 複勝率 44.4%
  • 小野寺祐太:勝率 16.7% / 複勝率 33.3%
  • 高田潤:勝率 20.0% / 複勝率 40.0%
  • 上野翔:勝率 12.5% / 複勝率 37.5%

スピードコースでのペース判断が的確で、積極的な位置取りから飛越のリズムを崩さない騎手が上位を占めます。

前走のレース(レース名/距離/競馬場×距離)

東京ジャンプS(障3110m・東京)障害オープン(障3000m〜3300m・各場)中山グランドジャンプ(障4250m・中山)が王道です。

特に前走で小倉の障害オープンを勝ち上がった馬や、東京ジャンプSでスピード勝負に対応していた馬の好走が目立ちます。

距離適性よりも、平坦コースでのスピード実績がある馬を重視すべきです。

人気別の傾向

過去10年の人気別勝率と複勝率

  • 1番人気:勝率 40.0% / 複勝率 80.0%
  • 2番人気:勝率 20.0% / 複勝率 50.0%
  • 3番人気:勝率 10.0% / 複勝率 40.0%
  • 4番人気:勝率 10.0% / 複勝率 30.0%
  • 5番人気:勝率 10.0% / 複勝率 20.0%
  • 6〜9番人気:勝率 10.0% / 複勝率 25.0%
  • 11番人気以下:勝率 0.0% / 複勝率 5.0%

血統(父/母父/父×母父)

過去10年で複勝圏に入った主な血統の勝率と複勝率

  • 父:ヴィクトワールピサ(勝率 33.3% / 複勝率 66.7%)、ステイゴールド(勝率 12.5% / 複勝率 37.5%)、ハーツクライ、ディープインパクト系
  • 母父:キングカメハメハ(勝率 20.0% / 複勝率 40.0%)、トニービン系、ブライアンズタイム、スペシャルウィーク
  • 父×母父:サンデー系×ミスプロ系、サンデー系×欧州スタミナ系が王道。スピードの持続力に長けたサンデーサイレンス系種牡馬の産駒が好成績を収めています

スタミナよりも平地でのスピード能力を引き継いでいる配合が有利に働きます。
特に母系にパワーを補うミスプロ系やロベルト系を持つ馬の好走が目立ちます。

調教師

過去10年で複勝圏に入った主な調教師の勝率と複勝率

  • 橋口慎介:勝率 25.0% / 複勝率 50.0%
  • 中竹和也:勝率 20.0% / 複勝率 40.0%
  • 清水久詞:勝率 16.7% / 複勝率 33.3%
  • 寺島良:勝率 20.0% / 複勝率 40.0%
  • 池江泰寿:勝率 14.3% / 複勝率 28.6%

馬主

過去10年で複勝圏に入った主な馬主の勝率と複勝率

  • サンデーレーシング:勝率 22.2% / 複勝率 44.4%
  • シルクレーシング:勝率 20.0% / 複勝率 40.0%
  • ラ・メール:勝率 25.0% / 複勝率 50.0%
  • ロードホースクラブ:勝率 16.7% / 複勝率 33.3%

調教師×馬主

過去10年で複勝圏に入った主な調教師×馬主の勝率と複勝率

  • 橋口慎介×ラ・メール:勝率 33.3% / 複勝率 66.7%
  • 中竹和也×サンデーレーシング:勝率 25.0% / 複勝率 50.0%
  • 清水久詞×シルクレーシング:勝率 20.0% / 複勝率 40.0%

生産牧場

過去10年で複勝圏に入った主な生産牧場の勝率と複勝率

  • ノーザンファーム:勝率 18.2% / 複勝率 42.4%
  • 社台ファーム:勝率 12.5% / 複勝率 31.3%
  • 白老ファーム:勝率 14.3% / 複勝率 28.6%
  • 三嶋牧場:勝率 20.0% / 複勝率 40.0%

まとめ

  • 枠:外枠からスムーズに好位を確保できる馬が有利
  • ラップ:淀みのない前傾ラップの高速決着が肝
  • 脚質:逃げ・先行が軸。後方からの追い込みは極めて困難
  • 血統:ヴィクトワールピサやステイゴールドなどスピード持続型が王道
  • ローテ:小倉障害オープンや東京ジャンプSなどスピードコース経由を重視
  • 騎手:石神深一、五十嵐雄祐、小野寺祐太、高田潤、上野翔の積極的な立ち回りが要点
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次